目標設定の仕方
目標は具体性を持たせ,評価できるように設定すべき!
評価は定量的にということである.
例)
Before(BAD):「テストの点数を上げる」
After(GOOD):「次回の定期テストで前回より数学と国語は10点以上アップさせる」
具体性(何のテストか,何の科目か)と評価できること(前回のテストの点数を基準に○○(←数字)点)が加わっている.
こうすることによって,自分自身がイメージすることが可能になる.
また,達成できたかできなかったかを検討することが可能になる.
良い目標が立てられたら,次に達成に向けた行動を設定することになる.
そして,行動を綿密に分解したらタスクに行き着く.
次はそのタスクの管理方法について記す.
タスク管理の仕方
Q. タスク管理は「To do リスト」が良い?それとも「スケジュール設定」が良い?
A. 「スケジュールにタスクを落とし込む」が良い.そして,そのスケジュールを淡々とこなしていくこと.
Why??
・To do リストには時間軸が設定されていない.(かかる時間が考慮されていない.)
・To do リストでは「重要」なタスクより「急ぎ」のタスクを優先して処理しがち.加えて,「簡単・楽・すぐ終わる」タスクから取り掛かりがち.
・To do リストでは41%のタスクが永遠に終わらないというデータがある.
・To do リストでは,「ツァイガルニク効果」により精神的なダメージを負いやすくなる.ストレスの原因になってしまう.
ちなみに「ツァイガルニク効果」とは,「中断している事,達成できなかった事」の方を「達成できた事」より覚えているという現象である.
・よって,自分にとって「重要」なタスクを優先的にスケジュール帳に書き込んで処理していくこと.
・スケジュールベースの管理とは,「○時~△時:□□を行う.」みたいな感じのもの.その作成したスケジュールに従って,淡々と処理すればオッケーです.
まとめ
・目標は「具体的に,定量的に」設定する.
・タスク管理は「スケジュールに落とし込む」が良い.
参考本
1440分の使い方 成功者たちの時間管理15の秘訣/ケビン・クルーズ/木村千里