進学校(東大合格者毎年60~80名)に所属していたある男子生徒です。

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はじめ

中学校に入学後、半年経過し、定期テストで学年順位が160位でした。

名門校に入学したものの、このままでは心配といったお母様が相談をくれました。

結果

中2で、50位、

中3には、20位になっていました。

最終的には東大、慶應、早稲田を合格されました。

ポイント

「超」進学校でした。周りのレベルも高く、他校の生徒さんよりも順位が上がるスピードは遅かったです。

その中で成績を上げていくために意識していたことは以下の通りです。

徹底した反復練習

基礎を徹底的に勉強し、演習してもらいました。

類似問題も数多く解いてもらいました。

反復練習を苦にせず取り組んでくれたことが何よりでした。

本質的な理解

時間をかけ、本質的な部分をみっちりと理解してもらいました。

多くの人が暗記に頼り切っています。

理解する部分を増やしていくことで、応用問題にも強くなります。

そして、深く教えられる先生は少ないです。

例えば「こういう公式があります。このように使います。」

ではなく、

「公式にある背景、必要な理由、適用条件」

を体系的に説明できる必要があるのです。

公式同士も独立しているようで繋がりがあります。

 

時間はかかりますが、圧倒的な実力が手に入ります。

また学問の面白さや美しさを感じる部分です。

私はここを非常に大事にしています。

 

この生徒は「分からん、分からん」と言いながら、

必死に理解しようしていました。

深く向き合うからこそ、深い理解や記憶になります。

小手先のテクニックの話ではないので、大変です。

しかし抜群の実力が身に付きます。

 

ちなみにこの辺りを教えてくれる先生は少ないです。

教えられる先生は少ないです。

もしあなたのお近くにいらっしゃれば、大事にしてほしいと思います。

 

次、どうやったら解けるようになるかを徹底解明

問題が解けなかったとき、間違ったとき、分からないとき、どうしていますか?

私の授業では、なぜ解けなかったのかを重視しています。

なにが足りなかったのか、次解くにはどうすればいいのか、に寄り添っています。

 

目の前にある問題の解き方を教えるだけ、ではなく、

目の前の問題から派生していく、この先出現してくる問題が解けるようになるよう、

未来も見据えて授業しています。

場当たり的な対処ではないので、大変で、通常より時間がかかりますが、

乗り越えた暁には抜群の実力がついています。

 

出会う問題は有限です。

無限に広がる問題を解けるようにするには??

 

この視点にこだわって授業していました。