学習方法

化学は、”基礎がきちんとできていれば解ける科目” の代名詞ともいえるでしょう。授業で習うことを理解し、覚えるべきものを覚えれば、確実に解くことができます。

試験や模試、入試で出題される問題は、化学物質を変えているだけなので、授業で習った基礎がどれだけ定着できるか、問題集にどれだけ触れるかが大切です。

複雑な法則やルールを覚えるためにも、知識を確認しながら解くことがよりスピーディーかと思います。

私が実際に使用していたオススメの問題集をご紹介します。

オススメの問題集

セミナー化学

この問題集は学校で使われている方も多いのではないでしょうか。教科書と連動していて、解説も基礎的でわかりやすいため、問題を解きながら覚える勉強法にはピッタリの一冊になると思います。

入試では、時間の割に問題数が多く、基礎問題が多いことから、素早く正確に基礎が解けることが求められます。

私はこの問題集を全部で30周以上しました。これ1冊が理解できれば、超難関大学を受験しない方には十分であると思います。

この問題集が正確に解けるように何度も復習しましょう。

重要化学問題集

セミナー化学を完璧にこなし、さらに違った問題が解きたい難関大志望者向けの一冊です。セミナーをやり切った!と言えない人は手を付ける必要がありません。セミナー化学を極めましょう。

これはせずに過去問初めても良いくらいです。しかし、セミナー化学とは異なった視点から出題された問題が収録されているので、対応できる問題の幅が広がる点ではとても良い問題集です。

何度も言うようですが、セミナー化学で基礎が十分にできていないならば、やる必要がない問題集です。

化学の新研究

教科書以上のことが詳しく書かれてあります。化学をもっと詳しく知りたい方、原理を深く理解したい方向けの一冊です。

また、難関大学志望の方は、こちらに目を通すことで難問で述べられている内容に楽に対処できるという利点があります。

何かに詰まった際に、辞書の代わりに見返すこともできますので、持つべき本です。化学系志望の方は、入試後も少し楽になります。

まとめ

化学は暗記することもありますが、当たり前ですが基本的には数学のように公式を使って解く問題が多いです。問題に触れながら、解いていくうちにスラスラと覚えられるようになってきたり、自分なりの法則が見つかったりするものです。

複雑に考えず参考書なり問題集に従って、何度も何度も解くことをオススメします。

頑張ってください。