現代文(読解)の学習法

現代文の読解力とは、主観と感情を入れて理解するものではありません。

ただ読書をするのとはわけが違います。

論理的・客観的に読解する力を身に着けてこそ、初めて正しく解くことができます。

“読解はセンスだ” と誤解する方もいるでしょうが、

例えセンスであってもそれは、無意識に何がこの中で重要な箇所で、何を問われているかを論理的に理解し、答えを見つけるスピードが速いというだけなのです。

数学と同様にやはり文章にもパターンがあり、読解の数をこなしていく中で、自然と身についてきます。

初めから、自分には無理であると思うよりも、どうして解けなかったのかを突き詰めたり、解き方のパターンを暗記したほうがよほど実践的です。

高校生の自分が、小学校や中学校の国語のテストや教科書を見返したときに、なんて簡単な文章なんだろうと思うはずです。

当時の自分は、それでも難しいと感じていたでしょう。

大学受験の現代文を、なんて簡単なのだろうと思えるほど勉強できるのが理想ですね。

オススメの参考書

私は、出口汪先生をお勧めします。

“出口の現代文レベル別問題集”をご紹介します。

超基礎編0・1~難関編6までありますので、基礎編をこなして、次に自分の志望大学に合ったものをチョイスするのが良いでしょう。

0・1:苦手な人向け。中3・高1から始められるレベル。

2:センター試験レベル入門くらい。

3:センター試験標準レベル。

4:センター試験難レベル。難関大の易しいレベル。

5・6:難関私大文系向け。詩や俳句・短歌も出てくる。理系の2次で国語があるならば、別の問題集の方が良い。

上記の1~4を通して行うことが理想です。(5・6は必要な方のみ)非常に大きな力が付くはずです。

練習あるのみです。頑張ってください。